薮蛇

2006年5月24日

今日は仕事の愚痴ですね。
、、、、、Mtg関係ないですから見なくて良いですよ。

朝、営業部のリーダーに経営コンサルタントの先生と外回りをしていない件について怒られました。
ゴールドアワード制度（報奨金制度）の明確な評価基準を明らかにしろと意見書を出してきているのだからそれを踏まえても信賞必罰を行うと君の行為は会社に対して逆らっている行為であり、それを行わないのであればそれを正当化しうる理由を述べよ、述べられないのであれば罰則を与える、という内容でした。

さて。
私自身は薄給しか貰っていないのに満足な残業手当も貰っていなかったわけです。さすがにそれでは仕事をしていられないということで残業手当2時間以上に限り請求を出すことにしました。これだけでもだいぶマシになりましたが基本が薄給は変わらず。
薄給を改善するためにゴールドアワード制度（報奨金制度）があるのですがこれが絵に描いた餅であることは周知の状態でした。
そこに外部から雇い入れた経営コンサルタントの先生が制度を生かして賃金アップを図れるように毎週、ややすると貴重な土曜に出社して打ちあわせを行い状況改善をはかるように指導、その結果そのメンバーから経営側に質問状を送るという事態に至ったわけです。

会社の上層部の思いつきで入れた経営コンサルタントに底辺の人間のやる気を起こさせる手段として架空のニンジンをちらつかせ質問状をおくるという虚構を行わせてしまったのはどこが原因だったのか考えたくも無い。、、、、、というか会社のいい加減な体質が招いたことだけど。

質問状を送りつけられた経営側としては青天の霹靂に近かったのではなかろうかな。あなたたちの評価基準は分からない、あいまいだと社員に言われたわけですから。専務がブチぎれて手前等そんなに金が欲しいか、なら実績を見せろ！怒鳴り散らすのは火を見るより明らかだった気がする。

去年ゴールドアワード制度（報奨金制度）の話を聞いた瞬間に私はなんて無意味な会合だと思いました。そしてあまりの意味の無さから本来の仕事を優先してほとんど出ていなかったのですがそんな状態で構成員とされて質問状を送られてしまったのはやるせないところです。

私は営業職にいるのですから営業は数字をあげなければ評価されません。数字をあげること以外のことは評価されません。いくらミスの防止をしてもそれが数字に結びついてこなければ評価されません。それが分かっていてもミスを見逃すよりも食い止めたほうがマシと思い仕事をしているわけです。

まあそんな状態ですから上から指定された売上は達成率は厳しいものになると見えているわけです。そんな状態で数字をあげることでしか評価されない営業が評価基準を明らかにしろと言うこと自体の虚構さが理解できていないわけではない。

これらについて踏まえてみると導き出された結論は薮蛇になってしまったということ。評価基準を定めろ→なら数字をあげろ、と売り言葉に買い言葉、状況としては実績があげにくいのに査定は厳密にする、という状態になったわけで。

これらについて理解するにつけ今日の仕事は憂鬱なのになったのは言うまでも無い。

、、、、、、、、まあどう転んでも現状の評価基準では貰いようが無いのでせめて会社の命令に従ってとりあえず話の聞いてくれそうな得意先の人のアポイントメントとって連れて行ってみます。それが実になるとは思えませんが罰則対象とされたままでいるのはばかばかしいですし。

ゴールドアワード制度（報奨金制度）の実施に向けた取り組みは自然と消えた後でまだ居る経営コンサルタントの誘導の素、新規開拓の取り組みがなされているわけですが、もともと得意分野の無い中小企業の印刷会社にむりやり環境問題に取り組んだ印刷物を作りませんか？と売り込みをさせるやり方はいかがかと思いつつ拒否権は無い事態に追い込まれてやらざるを得ない。これもスタート事態が企画でもない虚構から始まっているので手をつけないでいたら冒頭の事態に至ったという。

全て会社の命令である、と開き直るしか手は無いのだろうがな、、、、。
内心のばかばかしさまでは消化しきれない。