土曜の悪夢

2006年10月29日
千葉ドラを棒にふって検品のため出社。
外注先が外注に出したということで気にしていたとはいえ
先日の対応を見ている限りでそこまでの酷さはないだろうと
休日対応で行動してしまったことが一つのミスと言えるかもしれない。

、、だがこれを自分のミスとするのは正直惨い。

製本所につき1部断裁したものを検品。
見開きの表のズレで気になるところが無いわけでもないが
充分許容範囲でいけると認識するものの最終ページにそれはあった。

言い訳することが出来ないような皺が走っていた。
しかしこの時点ではたまたま1部であろうとむしろ見開きを気にしていた。
改めて2部目を見るとやはり皺。
慌てて続けてみていくもののどれも無残な惨状しかない。

頭を抱えるとはまさにこのこと。
大至急全ての作業を停止。
もともとの製本所担当者を呼び出して対策の協議をはかるも
外注先の外注にいるものだから要領を得ない。

さらに今日が休日であることも響く。
お客様・社内業務部・工場印刷等全てに連絡が取れない。
仕方なく現状できうることをすべきとのことで月曜納め分の最優先の者を厳選して納めることが出来るように検品を行うよう指示。

しかし外注先は手が空かないことを理由に即の行動を拒否。

怒って何とかなるなら幾らでも怒るが意味の無いことなので堪え
自分ひとりで黙々と検品を実行。
外注の外注にはこちらから指示を出せないしそもそもそこのミスですらない。

私がこの時点で怒鳴り散らしたい気持ちになっていたのは
先週・今週にかけて散々注意を喚起してきた当初の外注が
自分のところで出来ないからと折り工程をさらに別の外注に依頼してやらせていたこと、その折の外注は仕事をこなしていたにもかかわらず、当初の外注が少ない部分は自分のところでやれるとやった際確認を怠り不良品を大量作成したこと。

散々注意をしているにもかかわらず不慣れな作業者を使ってその上確認を怠るということは今までの私の指示を全て無視していたことと同意。

まさにおこるべくして起こされたミス。

にもかかわらずミスの自覚すらせず対応を渋ったことでこれまで信頼したことを本気で後悔するに至る。

15時近くにようやく社内で幹部研修会に出ていた上司に連絡がとれ
上司へ報告。用紙の手配と印刷の手配、納期の詰めを確認し手配。
休日に強権発動して行うには自分の裁量を超えてしまうので待ちに待った連絡が出来てようやく目処が出来る。


その後、全てが落ち着くまで3時間ほどかかり18時終了。
400部中奇跡的に使用できるものが92部。
700部は壊滅。

作業的に断裁前に止めることが出来た分中身だけは救いがあること、
断裁が済んでしまったが切り張りで対応できるのが150部ほどで済むこと、
強権発動の手配のおかげで出来うる限り月曜納期の遵守を目指せること、
そういった点だけはまだマシ。
再製造で2〜3日となると話にならないから。

一応出来うることを出来たと思うしかない。



現状、はっきりと確定したこともある。

今年のこれらの仕事を受け負わさせていただいた官庁の仕事は
全てにおいてミスを犯し報告書を作成するに至るということが確定した。

新規開拓の難しさを実感し既存客の信頼を獲得しての深耕こそが
もっとも売上を増加させる近道であるというにもかかわらずにだ。

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